ICHIYO WORKS

一葉的津々浦々・中村一葉

中之条ガーデンズ 藤棚デビュー

藤棚といえば、世界一美しいと言われているあしかがフラワーパークの藤棚。ため息が出るほど素晴らしいですよね。

このフラワーパークの目玉である樹齢130年の大藤を移植して見事な藤棚を手掛けたのが、日本初の樹木医である塚本こなみさんです。塚本さんは現在、浜松市花みどり振興財団理事長、はままつフラワーパーク理事長を務め、日々忙しく日本中を駆け巡っています。

その塚本こなみさんが総合プロデュースしている花の庭園が、群馬県中之条町にあります。

中之条ガーデンズ

中之条ガーデンズは、構造デザインに吉谷博光さん、ローズガーデンに河合伸志さん、ガーデンには英国園芸家でガーデンデザイナーの吉谷桂子さんといった、プロフェッショナルな方が手掛けています。

今年3月初旬、中之条ガーデンズに塚本さんが10年かけて育てた苗を運び入れる現場で撮影させていただきました。クレーンを使って定植作業。塚本さんの指示で数センチ単位の向きを調整。スタッフの緊張感がひしひしと伝わってくる瞬間でした。

塚本さん、華奢でつい守ってあげたくなるような女性です。普段お話をしている時は、穏やかな口調でとてもお上品な御婦人なのですが、現場となると表情が一変。

美しくて男勝り。かっこいいです。憧れます。

藤棚は、一年ごとに貫禄を増して美しさに磨きをかけていきます。中之条ガーデンズの藤は、来年、5年後、10年後、どんなふうに生長していくのだろう。その時、私は、何をしているのだろう。どんな気持ちで藤を眺めているのだろう。

この藤棚と私。長いお付き合いになりそうです。

制作した冊子:中之条町発行『はななvol.3』出来上がりました。